プチうつ病とは
うつ病とよく似た症状を示すものに「プチうつ」と呼ばれるものがあります。比較的新しい言葉ではないかと思います。「プチうつ」という言葉からは、軽いうつ病というようなニュアンスが感じ取れますが、軽いというようなことはなく、「プチうつ」もかなり辛い病気なのです。
「プチうつ」の特徴は、朝は元気なのに、夕方から不安な気持ちが強くなり絶望的になったり自虐的なったりすることです。また、「プチうつ」の患者さんには、拒食症や過食症に陥る人も多くいます。このように「プチうつ」は、うつ病のように、ずっと気分が落ち込んでいるわけではなく、一日のうちでも特に夕方にかけて気分の落ち込みが激しくなるという特徴があります。それだけに、病気に気付きにくいという側面があるのです。けれども、全身倦怠感などは常にあり、何もしたくなくなってしまうというような症状が続きます。
また、「プチうつ」の患者さんは、買い物やインターネットに異常なほど集中してしまい、あとから自己嫌悪に陥ることもあります。もし、これらの症状に思い当たるところがあったら、医療機関を受診するようにしてみましょう。
「プチうつ」も、うつ病と同じように、投薬治療でかなり改善します。諦めることなく、きちんと治療することによって、必ずよくなりますから、心配しすぎないでくださいね。
