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思春期に起こるうつ

思春期に起こるうつには、ストレスなどによる脳内神経伝達物質のバランスの乱れだけでなく、思春期に見られるホルモンのバランスの不調によっても起こります。思春期には、成長過程のせいで、ホルモンのバランスが整わない時期となっています。そんな時期に、受験や成績といった学生が感じるストレスが重なり、更には、自我形成途上の時期でもあるため、思春期は傷付き易いと言え、そのためにうつを発症し易いとされています。

思春期では、普通のうつのように、心労の積み重ねによって起こるものとは違い、摂食障害や境界型人格障害などの病気を併発することが多いようです。これは、思春期に起こるホルモンバランスの不調と、心理的なストレスによる脳内神経伝達物質のバランスの乱れが、同時に起こることにあるのかもしれません。

更に、思春期のうつには、非定型うつ病に見られるような、体力があるからこその行動も、起こり得るのです。そうした行動にそのとき走らなかったとしても、思春期に受けた心の傷が、後の感情に影響し、それがうつとなることも考えられます。ですから、思春期の時期には、接し方は勿論、言動にも気をつけなければならないし、何よりも、本人にうつのような状況が訪れたとき、相談できる場所があることを教え、そうした場所作りを、学校や家族がしなければ、思春期のうつは減らないでしょう。

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